フォルクスワーゲングループは、電気自動車(EV)のバッテリーから電力網へ電力を送り返す「ビークル・トゥ・グリッド(V2G)」技術を、複数ブランドにまたがる形でドイツ市場に投入すると発表した。
V2Gとは、車載バッテリーに蓄えた電力を電力網に戻す技術だ。EVは充電・蓄電するだけでなく、特定の時間帯に電力を系統へ供給できるようになる。ユーザーにとっては収入を得たりエネルギーコストを削減したりする機会が生まれ、多くの車両・充電ポイント・料金プランをインテリジェントに制御することで電力システムに柔軟性をもたらす。
サービス展開の基盤となるのは、すでに欧州の路上を走るMEBプラットフォーム搭載車約100万台(うちドイツ国内は約36万台)だ。これらはすでに双方向充電に技術的に対応しており、複数ブランド・モデル・市場への段階的な拡大を可能にする。


