NTTドコモ・NEC・NTT、6Gミリ波通信を複数の高速移動車両で安定化…実証に成功

複数の無線端末車両に対応した送信周波数・送信タイミング事前補正技術
  • 複数の無線端末車両に対応した送信周波数・送信タイミング事前補正技術
  • 実証実験イメージ
  • 実験結果①(従来技術と本技術における無線端末車両の合計スループット比較)
  • 実験結果②(従来技術と本技術における無線端末車両の合計スループットの累積分布関数)

NTTドコモと日本電気(NEC)は、NTTと共同で、6G時代に活用が見込まれる大容量ミリ波(40GHz帯)通信を使い、複数の高速移動車両で同時に安定した通信を実現する技術を開発したと発表した。

この技術は、基地局から複数のアンテナを分散配置する「分散MIMO」技術に加え、信号の送信周波数と送信タイミングを事前に補正する技術を組み合わせたものだ。

自動車や列車などが高速移動中にミリ波など高い周波数帯で通信する場合、基地局の切り替えが頻繁に発生するため、電波のドップラー周波数や伝搬遅延が急激に変化し、通信品質が低下するという課題があった。


《森脇稔》

特集