処方薬の当日受け取りサービス、東京都心5区で開始…セイノーHDなど3社が連携

当日お薬受け取りサービス
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Kiviaq(キビヤック)は、セイノーホールディングス、ハコベルとの連携により、東京都心5区(豊島区、新宿区、渋谷区、台東区、文京区)を対象に処方薬の当日受け取りが可能となる新サービスの提供を開始したと発表した。

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都市部では子育てや介護、仕事などを同時に担う生活者が増え、医療へのアクセスも生活動線の中でどう完結できるかが問われるようになっている。通勤途中や勤務先近くでの受診、限られた時間の中での診療など、都市生活における医療の利用シーンは多様化している。

一方で、診療後に処方薬を受け取るプロセスは、こうした生活動線や時間制約を前提に設計されているとは言い切れない。特に体調不良時や育児・介護と並行した受診においては、薬局での待ち時間や移動が医療体験全体の負担となるケースも少なくない。

本サービスは、こうした都市生活の実態を踏まえ、診療と薬の受け取りを分断せず、ひとつの医療体験としてつなぐことを目的とした取り組み。キビヤックが運営するキビヤックファーマシー(調剤薬局)と、セイノーホールディングスのヘルスケア・ソリューション事業部の持つ物流ノウハウ、都心部での高密度・即応型配送を可能とするハコベルの物流ネットワークを掛け合わせることで、処方後から薬の受け取りまでを当日中に完結できる体制を構築した。

本サービスは、患者の金銭的負担を増やさないことを重視し、追加費用のかからない形で提供される。医療アクセスの向上が経済的なハードルの引き上げにつながらないよう、都市医療インフラの一部として無理なく利用できる設計としている。

利用の流れは、キビヤックの対応医療機関で受診後、処方せんが医療機関からキビヤックファーマシーへ連携される。患者へLINE通知のうえ、薬剤師によるオンライン服薬指導を実施する。服薬指導完了後、ハコベルを通じて処方薬を最短当日中に届ける。平日15時までの服薬指導完了で21時まで配送、土日祝12時までの服薬指導完了で18時まで配送となる。

キビヤック、セイノーホールディングス、ハコベルは、サプライチェーンマネジメントとテクノロジーを基盤に、生活動線に寄り添った医療アクセスの再設計を進め、サービスエリアの拡大を目指している。

《森脇稔》

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