三笠製作所は12月8日、従来モデルと比べ風量が2倍、バッテリーの持ちが1.5倍となったゴルフカート用後付け冷房クーラー「OASISプラス」と、簡単に取り付け可能なシートヒーター「コタツ」を開発したと発表した。
OASISプラスは5人乗りおよび2人乗りカートの運転席と助手席の間に冷風の吹き出し口を設置し、最終ラウンドまで快適なプレイを可能にする。近年の猛暑傾向に対応し、熱中症対策としての効果が期待されている。
一方、冬季の寒さ対策として、コタツを用意。シートカバーに埋め込まれた電熱線で身体を温め、パフォーマンス低下やヒートショックのリスク軽減に寄与する。2タイプのカートに対応し16色のカラーバリエーションを持ち、取り付けは最短10秒で完了しカートの外観や重量バランスを変えない設計となっている。
三笠製作所はこれまでも世界初の移動無人交番や無人自動運転ロボット「HAKOBOT」の開発で先進技術を活かしており、今回のゴルフカート用製品にも技術の蓄積を活用している。今後は販売代理店と連携し、全国のゴルフ場で導入を促進、プレイヤーの安全性・健康面・快適性の向上とゴルフ業界全体の発展を目指す、としている。







