三菱電機は9月10日、自動運転レベル4に対応し、配車から車両運行まで無人化した自動運転サービス「xAUTO(エックスオート)」を、リゾート施設向けに10月から販売すると発表した。
日本では少子高齢化・人口減少に伴い、様々な業界でドライバー不足が深刻化している。特に国内旅行客や訪日外国人が増加している観光産業では、人手不足によるサービス品質の低下が懸念されている。
広大な敷地を所有するリゾート施設では、カートに利用者を乗せた敷地内移動が重要なサービスである一方、限られた人員でカートの手配や割り当て、運転を担う必要があり、本来の接客業務に支障が出るといった課題がある。