住友ゴム工業は8月29日、AIソリューションを手がける米国のベンチャー企業のバイアダクト社を、1億0400万ドル(約153億円)で買収する契約を締結したと発表した。
両社はこれまで共同での実証実験を通じて、住友ゴムが保有するタイヤのセンシング技術「センシングコア」と、バイアダクト社が保有するAI技術を組み合わせた新しいサービスの開発を行ってきた。
今回の買収により、10月から北米で販売を開始する企業や団体が所有する車両を運用・管理するフリート車両向け故障予知サービスをより効率的に推進するとともに、日本や欧州などグローバルでのサービス展開を加速させる。