スズキ、データ仮想化プラットフォーム「Denodo」導入…全社員のデータ活用基盤を構築

スズキがジールのデータ仮想化プラットフォーム「Denodo」導入し全社員のデータ活用基盤を構築
  • スズキがジールのデータ仮想化プラットフォーム「Denodo」導入し全社員のデータ活用基盤を構築

アバントグループでDX推進事業を展開するジールは、スズキにおけるデータ仮想化プラットフォーム「Denodo」の導入・構築を支援したと発表した。

世界有数の総合モビリティメーカーであるスズキは、「100年に一度の大変革期」と呼ばれる激変の時代に対応するため、データに基づいた適切な状況把握や意思決定が不可欠として、より高度なデータ分析の実現および生成AIも活用するための環境づくりを進めている。

しかし、部門ごとにシステムが縦割りで構築・サイロ化されており、全社を横断したデータ活用が困難だった。また、各部門のデータはクローズドなため入手のために担当者間でのデータ提供のやり取りが発生し、必要なデータを入手するのに多くの時間や手間が発生していたという。

これらの課題解決に向けてスズキは、社内に散在する多種多様なデータを統合し、すべての業務において必要なデータを容易に入手可能な基盤の構築に踏み出した。


《森脇稔》

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