2日の日経平均株価は前週末比494円43銭安の3万7470円67銭と続落。米中貿易摩擦の激化に対する警戒感、ハイテク部門における規制強化への懸念から、半導体関連株に売りが先行。外為市場で円高・ドル安へ振れたことから輸出関連株もさえない動きとなった。
先週末のニューヨークダウは54ドル高の4万2270ドルと続伸。この日発表の経済指標でインフレ懸念が後退し、主力株に買いが先行した。ただ、米中間の貿易摩擦に対する警戒感は根強く、相場の上値を抑える展開となった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は反落。電気自動車(EV)のテスラは、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が引き続き米政府効率化省(DOGE)の仕事を支援していく姿勢を見せたことを嫌気し、3.34%安となった。