ヴァレオ、130km/hまで対応の自動運転システムを開発、プレミアム自動車メーカーが採用へ

ヴァレオの高性能イメージング・レーダー
  • ヴァレオの高性能イメージング・レーダー

ヴァレオは、ハンズオフ・アイズオフ自動運転システム用の新型レーダーシステムが、プレミアムなグローバル自動車メーカーに採用されたと発表した。

この採用により、自動運転の運用設計領域の拡大や高速走行時の道路上の危険に対するヒューマン・マシン・レスポンスの改善など、様々な機能向上を実現する。

今回の採用は、ヴァレオの革新的なシステム設計とシステム検証、そして世界トップクラスの製造能力が評価されたものだ。同社はこの画期的なシステムの開発、検証、製造を主導し、自動車製品の最高レベルの堅牢性要件を満たし、条件付き自動運転(SAEレベル3)の性能要件をサポートする。

ヴァレオ・ブレイン・ディビジョンCEOのマーク・ヴレコ氏は「この新たなプロジェクトにより、ヴァレオは自動運転の歴史に画期的な瞬間を刻み、レベル3車両向けLiDARなどの技術で開発・実証された独自の専門知識を活用する」と述べた。


《森脇稔》

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