中国の自動運転技術企業のPony.ai(小馬智行)は、広州市公共交通集団有限公司(以下「広州公交集団」)と戦略協力枠組み協定を締結したと発表した。
協定によると、両社は各々の強みを活用し、自動運転車両と配車プラットフォーム事業、自動運転車両のアフターサービス市場事業、自動運転物流運営サービスなどの分野で協力を展開する。
自動運転配車サービスはPony.aiの中核事業であり、今回の協力の重点でもある。商業運営面では、両社は各々の配車プラットフォームの相互接続を推進し、同時に自動運転車両のカスタマイズや個性化プロジェクトのニーズに対応する。
自動運転配車サービスは車内に運転手がいないという特徴があるため、その車両運営管理は通常の車両管理とは異なり、無人運営のニーズに高度に適応する必要がある。枠組み協定に基づき、広州公交集団の施設と産業資源を活用し、両社は車両駐車、充電、メンテナンス検査、部品供給、技術者育成などの分野での協力を強化し、自動運転車両アフターサービス市場の自動化産業発展を推進する。