英EVメーカーのハルシオンは、元マクラーレン・オートモーティブCEOのマイク・フルーイット氏と元ロールスロイスの重役であるグラハム・ビッグス氏、グラハム・レンデン氏の3名を顧問に迎えたと発表した。
この3名は創業チームを支援し、ハルシオンの事業拡大と、同社が新たに設立した技術部門「イーバイス・テクノロジーズ」を通じて、独自の800V電気アーキテクチャの商業化を加速させる役割を担う。
この発表は、ハルシオンの第一弾車両プログラムの成功を受けたものだ。今年初めに発表されたロールスロイスの名車『コーニッシュ』をEV化したハルシオン『リマスタード・ロールスロイス・コーニッシュ』は、2026年生産枠がすでに完売している。
現在、ハルシオンは国際的な需要の高まりに応えるため、生産能力を拡大する資金調達を進めており、同時にイーバイス・テクノロジーズを通じて独自の技術革新を幅広い市場に提供することを目指している。