FORVIA HELLA、次世代自動車向け「先進制御モジュール」を2028年から量産

FORVIA HELLAのロゴ
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FORVIA HELLAはグローバルプレミアム自動車メーカー向けに、「先進制御モジュール(ACM)」を開発・生産すると発表した。2028年から量産を開始する予定だ。

また、別の著名な自動車メーカー向けに「インテリジェント電力分配モジュール(iPDM)」の量産も今年半ばから開始する。これら2つのプロジェクトの総受注額は10億ユーロを超える規模となる。両プロジェクトの生産はルーマニアのティミショアラで行われ、開発の中心拠点はドイツのリップシュタットが担当する。

現在、車両の電気・電子アーキテクチャは根本的な変化を遂げている。従来は1台の車両に100以上の個別制御ユニットが搭載されていたが、将来の車両アーキテクチャでは制御ユニットの数が大幅に削減される。これらのユニットは従来のデバイスの機能を統合し、機能性と複雑性の面で差異化される。


《森脇稔》

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