タンチョンモーターホールディングスは、上海汽車とGMの中国合弁、SAIC GMウーリン(SGMウーリン、上汽通用五菱汽車)との戦略的提携により、マレーシアに新ブランド「TQ WULING」を導入すると発表した。
この提携は、タンチョンモーターグループの製造ノウハウと流通ネットワーク、SGMウーリンの革新的な車両技術を活用することで、マレーシアの自動車産業強化に向けた重要な一歩となる。「TQ WULING」ブランドは、マレーシア国内で製造される高品質な車両を提供し、消費者のニーズに応えながら国内自動車システムの強化を目指している。
TQ WULINGブランドの第一弾として投入されるのは、コンパクトで手頃な価格の電気自動車「Bingo」で、マレーシアでは「TQ WULING Bingo」として販売される。2025年第4四半期の発売を予定しており、先進技術、効率的な性能、ゼロエミッションを特徴としている。タンチョンモーターグループは、マレーシア国民にとってEV所有をより身近なものとするため、TQ WULING Bingoの価格を10万リンギット(約330万円)以下に設定する計画だ。
