矢崎総業は、電動車の使用済み蓄電池を再利用するリユース蓄電システム「BUTTERFLY(バタフライ)」を開発し、実証試験を静岡県裾野市のY-CITY内で開始したと発表した。
このシステムは、劣化状態の異なる使用済み蓄電池が混在していても効率的に利用できる独自のアルゴリズムと制御技術を用いている。
世界的な脱炭素社会の実現に向けて電動車の普及が進む中、使用済み蓄電池の適切な処理が大きな課題となっている。特に様々な環境で使用された蓄電池は劣化状態が異なるため再利用が難しく、効率的な活用方法が求められていた。