東陽テクニカは、二次電池の劣化診断・寿命予測に関する技術資産をベンチャー企業のEC SENSINGから取得した。この技術を活用し、2026年にはパック電池の劣化診断ソリューションの事業展開開始を目指す。
EC SENSINGが独自に開発した矩形波インピーダンス法は、二次電池の現状把握に加え、寿命予測や突発不良予知が可能。測定時間の短縮やコスト低減も期待されている。東陽テクニカは今後、この技術を組み込んだハードウェアおよびソフトウェアの開発を進める。
さらに、AIを使用した二次電池診断アルゴリズムの構築も計画しており、クラウド型のデータベース統合ソリューションとしての進化を図る。これにより、データベースを活用した診断サービスの提供も予定している。