AI技術を活用した製品設計の効率化を推進するRICOSは18日、マツダと連携し、AI-CAEアルゴリズムを用いた車内空調の最適化検証を開始したと発表した。
この取り組みでは、マツダの車内空調流れの研究開発において、RICOSのAI-CAEツールと最適化手法を組み合わせた計算技術を活用する。これにより、要件を満たす流れ場の探索と現象解明を効率化し、乗員の快適性向上と空調負荷の低減を目指している。
RICOSが提供するAI-CAEソリューション「RICOSLightning」は、AIアルゴリズムでシミュレーション結果を予測するアプリケーションだ。時間のかかるシミュレーション計算をRICOSLightningの予測に置き換えることで、大幅な計算時間の削減が可能となる。