ダイハツ工業は、インドネシア現地法人のアストラ・ダイハツ・モーター社がカラワン車両工場第2ラインの本格稼働を開始し、開所式を行ったと発表した。
老朽化したスンター車両工場第1ラインの代替として、2023年2月からリニューアルを進めてきた。新工場は「E-SSC」コンセプトを採用し、環境面と生産効率面で最新技術を導入。太陽光パネル設置により、年間約30%のCO2排出量削減を目指す。

カラワン工場は2013年に稼働を開始し、累計約230万台の車両を生産。今回のリニューアルで年間36万台の生産能力を持つ、ダイハツグループ最大規模の海外拠点となる。ダイハツはこの技術を国内外に展開し、競争力強化とカーボンニュートラルへの取り組みを加速させる。