ホンダは、世界の交通事故死者低減に向けて、国連交通安全基金(UNRSF)と自動車メーカーとして初めて、パートナーシップを締結したと発表した。
モロッコのマラケシュで開催された「UNRSFハイレベル誓約フォーラム」で、この取り組みの方向性を発表した。
ホンダは長年培ってきた安全技術開発や安全運転普及活動のノウハウと、UNRSFの世界各地に広がるネットワークを組み合わせ、各国の交通事故分析および交通安全政策を支援していく。
このパートナーシップでは、各国の交通事故分析と交通安全政策支援を2つの重点領域と定めている。特に、交通事故死者の多くを占める新興国での二輪車事故削減を目指し、アジアを中心とする新興国を重点地域に設定した。
