横浜ゴムは2024年度の連結決算を発表した。売上高は前年度比11.1%増の1兆0947億円と創業以来初めて1兆円を超え、過去最高を記録している。
利益面でも好調な結果となり、事業利益は1344億円(前年度比35.6%増)、営業利益は1192億円(同18.7%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は749億円(同11.4%増)と、いずれも過去最高を達成した。中でも、事業利益率が12.3%と過去最高を記録している。
この好業績の要因として、販売量の増加や販売価格の適正化に加え、タイヤ消費財部門での18インチ以上のタイヤ販売数量増が挙げられる。また、為替の円安傾向も業績に寄与したと見られる。