TOPPANと東洋製罐、EV電池外装材の合弁会社設立を延期

リチウムイオン二次電池用外装材のイメージ
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TOPPANホールディングスと東洋製罐は、スウェーデンにおける車載用二次電池向け外装材の製造販売を行う合弁会社の設立計画を延期すると発表した。

当初は2025年1月の設立を予定していたが、電気自動車市場における事業環境の変化により、製品供給開始時期の見直しが必要となったためだ。

両社は2024年6月、スウェーデンでの合弁会社設立に関する基本合意書を締結していた。この合弁会社は、2026年度以降にリチウムイオン二次電池用外装材の製造を開始する予定だった。しかし、今回の発表により、合弁契約締結、会社設立、稼働の全ての時期が「未定」となった。


《森脇稔》

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