スズキは1月15日、厚生労働大臣より子育てサポート企業として「プラチナくるみん」の認定を受けたと発表した。この認定は、子育てなどの両立支援制度の導入や利用が進み、高い水準の取り組みを継続して行うなど、一定の基準を満たした企業に与えられる。
スズキは2022年に「くるみん」認定を取得し、男性育児休職の取得促進や女性の就業継続・活躍の推進を行ってきた。その結果、今回の「プラチナくるみん」認定につながった。
特筆すべきは、男性育児休職取得率の大幅な向上だ。2021年度には17.7%だった取得率が、2022年度には43.5%、2023年度には63.1%まで上昇している。この背景には、2022年4月から導入された「出生時育児休暇」制度がある。出生後8週間以内の子どもの育児を目的とするこの休暇制度は、男性従業員の育児参加を促進している。