合同会社DMM.comのEV充電サービス「DMM EV ON」は、坂東太郎が運営する「ばんどう太郎」をはじめとした飲食店に、普通充電器を導入すると発表した。
坂東太郎グループが北関東エリアで展開する46店舗に、それぞれ4口ずつ、計184口の普通充電器が設置される。これにより、EVユーザーは各店舗で充電することが可能となる。
現在、世界的にエネルギー節約や地球温暖化対策の観点から、EVやPHEVへの注目が高まっている。日本政府は2035年までに新車販売における電動車の比率を100%とする目標を掲げ、充電インフラについては、2030年までに全国で30万口の設置を目指している。
DMMは、2023年5月より全国の商業施設や宿泊施設、公共施設等に対してEV充電サービスを提供する「DMM EV ON」を開始した。事業者および利用者双方にとって便利で身近なEV充電サービスの提供と、サービスを通じた地域のビジネス支援を目指している。
坂東太郎グループは、茨城県、栃木県、千葉県、埼玉県、群馬県にレストランを展開している。今回、EV充電器を設置することで顧客の利便性向上を図り、経営信条に掲げている「地域に一番貢献できる店作り」を目指すとしている。