マクニカ、NTT西日本、鹿児島県の南さつま市は、自動運転の実証・実装に向けた調査事業を実施すると発表した。この事業は、令和6年度「地域公共交通確保維持改善事業費補助金」に採択されたものだ。
少子高齢化による人手不足や2024年問題などにより、地域交通の維持やドライバー不足が深刻な社会課題となっている。これらの課題解決策として、自動運転などのモビリティ技術を活用した持続可能な公共交通・物流の実現が急務となっている。
南さつま市では、コミュニティバスを運行する事業者においても人材の高齢化・担い手不足が深刻化しており、持続可能な公共交通の維持・確保が主要な課題となっている。また、観光における移動手段の確保も課題となっている。