16日の日経平均株価は前週末比12円95銭安の3万9457円49銭と小反落。米国市場のハイテク株高を受け、半導体関連株に買いが先行。しかし、国内消費の先行き懸念から消費関連株などが売られ、わずかにマイナス圏に沈んだ。
先週末のニューヨークダウは86ドル安の4万3828ドルと7日続落。米長期金利の上昇が相場の重しとなり、週末控えで持ち高調整の売りが出た。7日続落は2020年2月以来4年10ヵ月ぶり。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は小反発。電気自動車(EV)のテスラは4.34%高。トランプ次期米大統領が車両衝突報告義務の廃止を検討していると報じられたことが好感された。
外国為替市場で円相場は1ドル=153円台後半で推移。自動車株はほぼ全面安。