ベトナムのビンファスト、インドネシア進出を加速…10万基のEV充電ステーション設置へ

ビンファスト傘下のV-GREENがプライムグループの子会社とインドネシアのEV充電ステーション網の開発に関する覚書(MoU)を締結
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ベトナムのビンファスト(VinFast)が設立したV-GREENは、インドネシアでEV充電インフラの大規模展開に乗り出すと発表した。約10万基のビンファスト充電ステーションを展開する計画。

同社は、アラブ首長国連邦の複合企業プライムグループの子会社と、インドネシアにおけるVinFast向けEV充電ステーション網の開発に関する覚書(MoU)を締結した。

このMoUに基づき、両社は今後3年間でインドネシア国内に約10万基のビンファスト充電ステーションを展開する計画だ。総投資額は最大12億ドルに上る見込みである。

V-GREENは当初、ジャカルタ、スラバヤ、バリなどの主要都市とその周辺地域に重点を置いて充電ステーションを展開し、その後段階的に他の地域へも拡大していく方針だ。2025年1月から開始され、同年中に一部のステーションが稼働を開始する予定である。


《森脇稔》

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