ステランティス会長、マセラティ本社を訪問…全モデルのイタリア生産を再確認

ステランティスのジョン・エルカン会長がイタリア・モデナのマセラティ本社を訪問
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マセラティは12月4日、ステランティスのジョン・エルカン会長がイタリア・モデナのマセラティ本社を訪問したと発表した。これはステランティスが発表した世界各地の拠点訪問ツアーの一環。アメリカのオーバーンヒルズに続いて、イタリア国内での最初の訪問となった。

エルカン会長はマセラティのサント・フィチリCEOやリーダーシップチーム、新設されたエンジニアリングチームと面会し、全従業員に向けて激励のメッセージを送った。

110年の歴史を持つマセラティは、ステランティスグループ唯一の高級車ブランドとして、モデナを拠点に事業を展開している。同社は性能、革新性、デザイン、品質、技術を重視し、顧客の期待に応える野心的な戦略を推進している。

エルカン会長の訪問は、マセラティの現行および将来のすべてのモデルが100%イタリアで設計・開発・生産されるという方針を再確認するものだ。現在、マセラティは、トリノのミラフィオーリ工場、カッシーノ工場、そしてモデナ工場で生産している。モデナ工場では、スーパースポーツカーの『MC20』、『MC20チェロ』、新型『GT2ストラダーレ』が製造されている。


《森脇稔》

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