ジェイテクトは11月25日、転がり軸受の設計においてモデルベース開発(MBD)を活用し、開発効率の向上を進めていると発表した。今回、MBDを劇的にアップデートし、デジタル技術を駆使した軸受設計プロセスの効率化と新型試験設備を用いた評価解析の信頼性向上を実現した。
ジェイテクトは「JTEKT Group 2030 Vision」を掲げ、モビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダーを目指している。新たなMBDでは、設計基幹システムを導入し、設計プロセスを大幅に短縮。設計者による検討のばらつきを最小限に抑えることが可能となった。