トヨタ自動車は11月18日、米国アラバマ州の工場に大規模な太陽光発電システムを導入したと発表した。
トヨタアラバマ、トヨタ通商アメリカ、ハンツビル公益事業が共同で4900万ドルを投じたこのプロジェクトは、電力購入契約に基づいて実現した。これにより、カーボンニュートラル実現に向けて大きな一歩を踏み出した。
新設された太陽光発電システムの出力は30メガワットで、トヨタアラバマ工場の総エネルギー使用量の約70%を賄う。これは、トヨタが掲げる2035年までに北米の全施設でカーボンニュートラルを達成するという目標に沿ったもの。年間約6万2000メガワット時の電力を生成し、CO2排出量を推定2万2000トン削減する見込みだ。