OKIグループの技術サービス企業のOKIエンジニアリング(OEG)は11月20日、自動車業界向けの化学物質調査サービスを開始した。
このサービスは、chemSHERPAバージョンV2R1を用いて、車載機器の製造に関わる材料や部品メーカーがIMDS(International Material Data System)への登録に必要な化学物質情報の収集を支援するものだ。
自動車業界では、環境規制の強化に伴い、サプライチェーン全体での化学物質情報の管理が重要性を増している。従来、電気電子業界ではchemSHERPAフォーマットが、自動車業界ではIMDSが使用されてきたが、2024年9月にリリースされたchemSHERPA V2R1は自動車業界にも対応しており、今後共通フォーマットとして普及することが予想されている。
