スバルは販売台数マイナスでも増収増益、見通しは据え置き---2025年3月期第2四半期決算

スバル・レヴォーグ
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スバルは11月1日、2025年3月期第2四半期連結業績の概要を発表した。全世界の連結販売台数は前年同期比4.2%減の45万台となったが、連結売上収益は2.4%増の2兆2662億円、営業利益は19.5%増の2220億円の増収増益となった。通期連結業績見通しは期初発表値を据え置く。


●世界販売台数はマイナス、日本は好調

世界生産台数は前年同期比3.7%減の47万5000台となった。海外生産は、2.5%増の17万7000台と堅調に推移したものの、国内生産が、年度初めの生産調整の影響などにより7.1%減の29万8000台となった。

全世界の連結販売台数は4.2%減の45万台となった。日本国内販売は、「レイバック」を含む『レヴォーグ』シリーズを始めとした登録車販売を中心に、10.6%増と好調に推移した。海外販売は、主要市場の米国における小売販売が、26か月連続で前年超えを達成したものの、上記の生産調整の影響により5.8%減となった。


《高木啓》

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