スバル東京事業所、年間電力14%を再エネに切り替え…1600トンのCO2削減へ

SUBARU、東電EP、富士テクの3社間でオフサイトコーポレートPPAを締結
  • SUBARU、東電EP、富士テクの3社間でオフサイトコーポレートPPAを締結

SUBARU(スバル)は10月25日、東京電力エナジーパートナー(東電EP)および富士テクニカルコーポレーション(富士テク)との3社間でオフサイトコーポレートPPAを締結した、と発表した。

オフサイトコーポレートPPA(Power Purchase Agreement)は、発電事業者が所有する発電施設で発電された再エネ電力を、小売電気業者を通じて需要者に供給する長期契約を意味する。

このPPAに基づき、2025年2月以降、富士テクが太陽光発電所(設備容量約4.1MW)で発電する再生可能エネルギー由来の電力を、東電EPがSUBARUの東京事業所(三鷹市)などへ供給する。これにより、東京事業所の年間電力使用量の約14%に相当する4.3GWhが再エネ電力となり、年間で約1600トンのCO2削減が期待できる。

さらに、東京事業所の非稼働日には、使用しない余剰電力を群馬製作所矢島工場へ供給することで、電力の有効活用を図る。


《森脇稔》

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