27日の日経平均株価は前日比903円93銭高の3万9829円56銭と続伸。米国市場でハイテク株が買われた流れを受け、半導体関連株が堅調。前場は上値を利益確定売りが抑える展開となった。
しかし、自民党総裁選が、1回目の投票で第1位高市氏と第2位石破氏の決選投票に決まったことを受け、アベノミクス継承を掲げる高市氏への期待から相場が一段高となった。
26日のニューヨークダウは260ドル高の4万2715ドルと反発。中国が追加の景気浮揚策を打ち出したこと、一部企業の決算発表を手掛かりに半導体関連株が買われたことが相場を押し上げた。ハイテク株主体の米ナスダック市場は4日続伸。電気自動車(EV)のテスラは1.09%安。
外国為替市場で円相場は1ドル=146円台に下落。円が弱含みな動きとなったことを受け、自動車株は全面高となった。