12日の日経平均株価は前日比1213円50銭高の3万6833円27銭と8日ぶりに急反発。米国市場の流れを受けハイテク株が買われ、外為市場での為替円安を好感した買いが輸出関連株に入る展開となった。
前日までの7日続落で3000円強下落していたとあって、自律反発狙いの買いが入った格好。中長期スタンスの海外投資家が日本市場に回帰するか、予断を許さない状況に変わりはない。
11日のニューヨークダウは124ドル高の4万861ドルと反発。大幅利下げ観測の後退から売りが先行したが、売り一巡後はハイテク株に買いが入り、プラス圏に浮上して引けた。ハイテク株主体の米ナスダック市場は3日続伸。電気自動車(EV)のテスラは0.87%高。
外国為替市場で円相場は1ドル=142円台後半に下落。自動車株は全面高となった。