CRI・ミドルウェアがSDVのAPI策定プロジェクト「Open SDV Initiative」に参画

CRIが提案するSDV対応メータークラスターでのOTAアプリ事例
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CRI・ミドルウェアは、モビリティ領域におけるソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)で重要となるAPI標準化を目指して設立されたプロジェクト「Open SDV Initiative」に参画した。ゲーム、カラオケ、動画ストリーミングなどのエンターテインメント領域で培ってきた技術と知見をもって、SDVならではの新しいコンテンツ作りを支えるとしている。

SDVとは、搭載されたソフトウェアを変更・更新することで機能をアップグレードできる次世代の自動車だ。日本では今年5月に「モビリティDX戦略」が経済産業省・国土交通省より発表され、2030年に全世界におけるSDVの日系シェアを3割にすることが目標に掲げられている。Open SDV Initiativeは、自動車のソフトウェアとハードウェアをつなぐ「ビークルAPI」の国内標準化を目指して設立されたプロジェクトである。

CRIは、名古屋大学大学院情報学研究科教授で、経産省・国交省モビリティDX検討会の座長も務める高田広章氏と意見交換を行い、エンターテインメント領域で開発してきたミドルウェアとビークルAPIの類似性に共感し、Open SDV Initiativeへの参画を決めた。


《レスポンス編集部》

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