ホンダ(本田技研工業)は7月30日、2024年上半期(1~6月)の四輪車の生産・販売・輸出実績を発表した。世界生産が2年ぶりのマイナスとなる中、登録車の国内販売が5年ぶりプラスとなった。
国内生産は33万3207台、対前年同期比101.8%で2年連続増となったいっぽう、海外生産は155万1751台、91.8%で2年ぶり減となった。世界生産は188万4958台、93.4%で2年ぶり減。海外生産のマイナスが響いた形だ。
主要地域別の生産実績は、北米が83万4106台、対前年同期比108.7%で2年連続増。うち米国が52万1604台、102.1%で2年連続増となっている。ただし米国の生産は6月に19か月ぶりのマイナスとなっており、北米生産も6月に18か月ぶりマイナスとなった。
アジア生産は67万5365台、対前年同期比76.4%で3年連続の減。うち中国は41万5797台、67.3%で3年連続の減となった。