上海汽車(SAIC)グループは7月9日、紫金山実験室との間で戦略的提携を締結した、と発表した。両者は、スマートコネクテッドカーの安全技術、情報セキュリティ検査ツールおよびサービス、クラウド制御プラットフォームの安全性などに関して、全面的に協力する。これにより、「内生安全技術」を搭載したレベル3の自動運転車を共同開発することが決定した。
内生安全技術とは、ネットワークセキュリティの擬態防御技術を指し、上海汽車の七大技術基盤の重要な革新支援技術となる。この技術は、部品サプライチェーンの情報セキュリティ品質管理を支えるための検査プラットフォームとシステムを構築し、車載ネットワーククラウド制御プラットフォームの安全計画を推進する。