欧州では7月7日から、交通事故減少に向け新規登録の乗用車(クラスM1)および軽商用車(クラスN1)に対して、先進運転支援システム(ADAS)が義務化される。オペルは7月1日、ADAS義務化への対応が完了した、と発表した。
新たに義務化されるシステムには、緊急ブレーキアシスタント、インテリジェントスピードアシスタント、車線逸脱警告システム、リバースアシスタント、眠気検知が含まれる。さらに、緊急ブレーキライトや「ブラックボックス」データレコーダーも必須機能となる。
オペルはこれらのシステムの多くに数年前から対応。ブランドの安全機能は車両クラスに関係なく設定され、ドイツで最も売れている小型車の『コルサ』にも多くの支援システムが標準装備されている。これには、前方衝突警告、インテリジェントクルーズコントロール、車線維持アシスト、眠気検知、アダプティブブレーキライト、リアパーキングパイロットなどが含まれる。