コンチネンタルは6月26日、グローバルなテレマティクスプロバイダーで、米国に本拠を置くサムサラと提携すると発表した。
この提携の目的は、トラックトレーラーの顧客向けに、包括的なデータ主導型フリート管理ソリューションを提供することだ。両社はデータポイントを交換し、顧客に幅広いトレーラーデータへのアクセスを用意する。このデータには、コンチネンタルのタイヤ内センサーからのタイヤ空気圧や走行距離などの情報が含まれる。
サムサラとコンチネンタルは、安全性の向上、生産性とメンテナンス間隔の効率化、トレーラーの割り当てと計画の最適化、トレーラー資産の包括的な可視化を実現することにコミットしている。この全体的なアプローチは、コンチネンタルの「最低総運行コスト」(LODC)コンセプトに貢献する。両社のデータポイントを一つのシステムに集約することは、コンチネンタルのサードパーティ統合能力とサムサラのオープンAPIによって可能となる。