【株価】トヨタが反発、円安進行を好感した買いに加え自律反発狙いの買いも入る

トヨタ・ランドクルーザー250
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24日の日経平均株価は前週末比208円18銭高の3万8804円65銭と反発。売りが先行して始まったが、売り一巡後は株価指数先物主導でプラス圏に浮上。幅広い銘柄が買われた。

先週末のニューヨークダウは15ドル高の3万9150ドルと小幅ながら4日続伸。出遅れ感の強い銘柄が物色された一方で、ダウ平均構成銘柄ではないものの指標的存在の半導体最大手NVIDIAの下落が相場の重荷となった。ハイテク株主体の米ナスダック市場は続落。電気自動車(EV)のテスラは0.79%安。

外国為替市場では一時1ドル=159円90銭台を付けるなど、2カ月ぶりの水準に円安が進行。背景には、米景気の底堅さ→米金利上昇→ドル買い、という流れがあるが、政府・日銀の円買い介入が意識される水準に迫っている。

自動車株は高安まちまち。


《山口邦夫》

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