コンビニ配送の物流2024年問題…ローソンのコスト抑制とCO2削減策

ローソンの物流体制について
  • ローソンの物流体制について
  • 3つの温度帯とその配送内容
  • 店舗への配送イメージ
  • 3回→2回への変更イメージ

2024年4月から施行の「働き方改革関連法」により、トラックドライバーの時間外労働規制が強化されることから、「物流2024年問題」が注目されている。これに対応するため、コンビニエンスストア事業のローソンは物流改革を進めている。


◆概要

ローソンでは、配送する商品によって3つの温度帯が設定されており、それぞれの配送センターから全国47都道府県の店舗に商品を配送している。温度帯は、チルド(冷蔵)・定温商品、ドライ商品(常温)、温度帯フローズン商品(冷凍)の3種類だ。

チルド・定温商品の店舗への配送回数について、物流2024年問題への対応とCO2排出量削減、コスト抑制を目的に、2023年12月から2024年3月にかけて1日2回体制への移行を進めている。従来は約7割の店舗が3回体制だった。

また、ドライ・フローズン商品の配送ダイヤについて配送の効率化をめざし、1パターン固定となっているものを、2024年4月から順次、センター毎の状況にあわせた配送ダイヤの2パターン化する。


《レスポンス編集部》

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