車輪脱落事故は冬季に多発…防止へ取り組み

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  • 事故車両におけるタイヤ脱着作業時の不適切な点検・清掃事例
  • 車輪脱落事故の月別発生件数:2021年度
  • 車輪脱着作業から車輪脱落事故発生までの期間:2021年度
  • 車歴別の車輪脱落事故の発生件数(過去5年):2021年度

国土交通省によると、ホイール・ボルトの折損などによる車輪脱落事故が、2002年4月から2022年3月末までに1188件発生している。これらの事故は冬期(11~3月)に集中し、冬用タイヤ交換後1か月以内に多く発生するという。

国交省によると、事故の主な原因は、タイヤ交換時の作業不備とタイヤ交換後の保守管理の不備だ。具体的には、規定の締付トルクで締め付けられていない、ホイール・ボルトやホイール・ナットの錆やゴミの確認・清掃が不充分、増し締めが行なわれていない、日常点検・定期点検時のホイール・ボルトの緩みの点検が不充分、などがあげられる。


《レスポンス編集部》

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