HWエレクトロ、軽商用EV『パズル』のコンセプトカーを初公開…ジャパンモビリティショー2023

HWエレクトロ PUZZLE(ジャパンモビリティショー2023)
  • HWエレクトロ PUZZLE(ジャパンモビリティショー2023)
  • HWエレクトロ PUZZLE(パズル)
  • フロントバンパーと屋根前端部分、左前と左後のドア等は同じパネルで構成
  • AC電源供給機能、USBポート、エマージェンシーキット、バールを搭載
  • 運ぶクルマとしての無駄のない空間設計
  • 内装パネルをピンボードで好みに合わせてアレンジ自在
  • ビジネスにもプライベートにも
  • 移動する社会インフラとしてのポテンシャル

HWエレクトロは10月26日、ジャパンモビリティショー2023にて、軽商用EVのコンセプトカー『PUZZLE(パズル)』のコンセプトカーを初公開した。新車種パズルは2024年末~2025年春の発売を目指している。

HWエレクトロは次世代の多用途商用EV「エレモシリーズ」の開発・製造と販売を行うファブレスメーカー。2021年4月に輸入小型のEV商用車として国内で初めてナンバーを取得し、同年7月24日より小型商用EV『エレモ』、11月20日より軽規格のEVトラック『エレモK』の販売を開始。2023年秋には中型バン『エレモL』の販売開始を予定している。

パズルは運ぶクルマとしての利便性を第一に考え、荷室空間の無駄を極限まで排除。既存のサイズを余すことなく使うために、直方体の荷室となった。内装パネルはピンボードにすることで、まるで自分の部屋をアレンジするかのように、さまざまなインテリアパーツをフレキシブルに配置できる。また、フロントバンパーと屋根の前端部分、左前と左後のドア等、複数個所を同じパネルで構成。この他にも互換性のある共通パーツを各所に使用することで、製造時の無駄を省き生産性を高めた。

パズルは頼もしい走行性能と効率的な空間設計、自由度の高いインテリアによって、ワンマイル配送を始めとするビジネスユースから、キャンプなどの趣味の道具を運ぶプライベートユースまで、誰にでも心地の良い移動体験を提供する。また、電力供給機能を搭載するほか、Wi-Fiスポットとしても機能。ファーストエイドキットやバールなども常備し、非常時に役立つEVを目指している。

ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1920mm。乗車定員2名で最大積載量は350kg。販売予定価格(税別)は200万円で2024年末~2025年春での販売を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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