日産自動車(Nissan)の欧州部門は9月25日、2030年までに欧州に投入する新型車をすべてEVにする目標を発表した。
欧州では多くの国で、内燃エンジン車の販売禁止時期が議論されている。そんな中で日産は、今後欧州に投入される新型車をすべて、EVにする計画を打ち出した。
英国に車両のデザイン、設計、生産の機能を置く欧州日産は、電動化とクロスオーバーという日産ブランドのコアとなる特性を活かしたEVへの転換を推進する。これにより、カーボンニュートラルの実現を目指していく。
また日産は、欧州に「日産テクニカルセンター・ヨーロッパ(NTCE)」を擁する。NTCEでは電動化プロジェクトに2600万ユーロ以上を投資し、新テクノロジーと設備を導入していく、としている。