ホンダは8月9日、2023年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表。四輪事業の収益性改善により営業利益は前年同期比77.5%増の3944億円と大幅な増益となった。
売上高は同20.8%増の4兆6249億円となった。営業利益は同77.5%増の3944億円。北米を中心とする四輪販売台数の増量効果を最大化し、商品価値に見合う値付けの実施などにより、大幅な増益となった。当期利益は同143.3%増の3630億円となった。
第1四半期のグループ販売台数は四輪が同10.6%増の90万1000台。二輪は同5.2%増の447万3000台となった。四輪事業は米国での生産回復により前年同期を大幅に上回り、売上高は同30.2%増の3兆0313億円、営業利益は約4.6倍増の1769億円。二輪事業は主にインドネシアでの生産回復などにより、売上高は同11.9%増の7569億円、営業利益は同46.7%増の1435億円となった。