半導体不足がJR東日本のホームドア整備に波及…南武線の2駅を先送り、横浜線の2駅を前倒し

登戸駅とともに2022年度中のホームドア整備が見送られた南武線の武蔵溝ノ口駅(右)。左は連絡する東急田園都市線の溝の口駅。
  • 登戸駅とともに2022年度中のホームドア整備が見送られた南武線の武蔵溝ノ口駅(右)。左は連絡する東急田園都市線の溝の口駅。

JR東日本は1月17日、2022年度のホームドア整備計画を一部変更すると発表した。

同社は2031年度までに330駅758番線のホームドア整備を目標としており、2022年度は京浜東北線の日暮里駅、中央・総武緩行線の飯田橋駅(整備済)、南武線の武蔵溝ノ口、登戸 、府中本町、谷保、立川各駅の整備(7駅14番線)を計画していた。

しかし、世界的な半導体不足の影響により整備に必要な部材の調達が遅れているとして今回、武蔵溝ノ口駅(川崎市高津区)と登戸駅(川崎市多摩区)の整備(2駅4番線)が延期されることになった。

その一方で、現時点で確保できた部材で整備が可能な横浜線の矢部駅(相模原市中央区)と古淵(こぶち)駅(相模原市南区)の整備(2駅4番線)を前倒しし、2022年度内に使用を開始するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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