NECは、ローカル5GやAI、高解像度カメラなどの先進技術を活用して、交通状況把握や危険性検知する実証試験を、1月から3月まで、米国で実施する。
実証では、先進的なITS研究に取り組むバージニア工科大学交通研究所と連携して実施する。同研究所が保有するテストコースの信号柱に、カメラとローカル5G基地局を設置、ローカル5Gを活用して伝送するカメラ映像をリアルタイムに解析して検証する。
今回実証で使用するローカル5Gは、米国の周波数共用方式(CBRS)で使用される周波数帯を利用する。日本のローカル5Gの周波数とは異なる仕様で有効性を検証する。ローカル5G基地局を、テストコースに設置し、高精細な映像データを5Gネットワークを用いて低遅延で伝送し、AIがリアルタイムで映像を解析する。