DS 3 に改良新型、表情変化…欧州発売へ

新形状のバンパーに新しいデイタイムランニングライトを組み込む

新開発の10.3インチ高解像度センタースクリーンを標準装備

スポーティな「DSパフォーマンスライン」仕様を用意

DS 3 改良新型
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DS19日、小型クロスオーバー車の『DS 3クロスバック』(DS3 CROSSBACK)の改良新型を、欧州市場で発売すると発表した。フランス本国でのベース価格は、30100ユーロ(約420万円)だ。

◆新形状のバンパーに新しいデイタイムランニングライトを組み込む

今回から、車名は「クロスバック」がなくなり、『DS 3』に変更された。DSブランドの小型クロスオーバー車がDS 32018年秋、パリモーターショー2018において、初公開された。デビューから約4年を経て登場した改良新型では、フロントマスクを中心に変更を受けた。新デザインのフロントバンパーの左右には、『DS 4』や『DS 7』に採用されたのと同様のデイタイムランニングライトが組み込まれる。ヘッドライトには、最新のLEDテクノロジーを導入した。フロントグリルは、仕様に応じてグロスブラックまたはクロームメッキ仕上げとなる。

リアは、テールライト周りに、漆塗りのブラックストリップをあしらった。このブラックストリップには、DS7と同様に、ポリッシュドステンレス製の「DS AUTOMOBILES」の文字が配されている。アルミホイールは、効率を高める新しいデザインを採用した。17インチと18インチの2種類が用意されている。

改良新型には、7種類のボディカラーが設定されている。新色として、パール光沢仕上げの3層カラー、ディーバレッドとラッカードグレーが採用された。ボディカラーがクリスタルパール、プラチナグレー、アーテンスグレー、ペルラネラブラック、ポーラーホワイトの場合、オプションでルーフの色をペルラブラックまたはカラットで仕上げることができる。

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◆新開発の10.3インチ高解像度センタースクリーンを標準装備

インテリアには、新開発の10.3 インチの高解像度センタースクリーンが標準装備された。最新のインフォテインメントシステムとして、「DS IRIS SYSTEM」が組み込まれている。

アートレザー仕上げのナッパレザー、アルカンターラ、パールステッチ、DSならではの「Clous de Paris」エンボスインサートを採用した。シートは、クラス最高の座り心地を追求する。フロントシートには、ヒーター、マッサージ、電動調整などの機能が付く。

新形状のステアリングホイールを装備した。このステアリングホイールには、新デザインのインフォテインメントシステムのスイッチや、パドルシフトが組み込まれる。

◆スポーティな「DSパフォーマンスライン」仕様を用意

改良新型には、「DSパフォーマンスライン」仕様をラインナップする。標準仕様では、クロームのDSウィングとリアガーニッシュを、DSパフォーマンスラインはマットブラックに仕上げに変更する。フロントグリルのひし形の格子やルーフレールは、ツヤを出したブラックで仕上げた。ディテールを黒で統一しつつも、さまざまなツヤ感、素材感、質感を使い分けることで、豊かな表情を生み出すことを狙う。

シートやダッシュボード、ドアトリムは、アルカンターラで装飾された。新しいバサルトブラックのグレインレザーシートが、オプションで選択できる。「DSパフォーマンスライン+」仕様では、センターアームレスト、サンバイザーと足元の照明などが追加装備されている。

改良新型の内燃エンジン搭載車には、ガソリン仕様に6MTの「PureTech 100」と 8ATの「PureTech 130」を用意した。ディーゼル仕様には、8ATの「BlueHDi 130」を設定している。

《森脇稔》

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