住友ゴム 山本社長「これから一層EV車に合ったタイヤの開発が必要になる」

住友ゴム工業の山本悟社長
  • 住友ゴム工業の山本悟社長
  • 中国市場向けEV用タイヤ、ダンロップe. SPORT MAXX
  • ダンロップ SP SPORT MAXX 050 / 日産 アリア
  • ダンロップ SP SPORT MAXX 050
  • ダンロップ SP SPORT MAXX 060 / トヨタbZ4X
  • ダンロップ SP SPORT MAXX 060
  • センシングコア摩耗検知技術イメージ
  • センシングコアによる効果

住友ゴム工業の山本悟社長は12月20日に行った年末会見で、これから力を入れていく分野として、電気自動車(EV)用タイヤとセンシングコアをあげ、将来、その2つが一体となったタイヤが登場することになるとの見解を示した。

◆EVタイヤ

同社は2022年4月に、初の市販向けEV用タイヤを中国市場に投入した。そのタイヤは同社史上最高レベルの低燃費(電費)性能を実現し、特殊吸音スポンジを搭載した静粛性に優れたものだ。山本社長によると、真っ先に中国市場に投入した理由は2つあったという。

まず1つは、EVの先行市場である中国で、同社の技術をすべて盛り込んだEV用タイヤを中華系新車メーカーに評価してもらいたいということ。そして、もう一つが販売店と消費者に同社のEV用タイヤがどういうものか知ってもらうこと。出足は上々で、中華系EVメーカーの13モデルに搭載されることが決定した。23年には、欧州にもEV用タイヤを販売する予定だ。

「EV用タイヤにはEV車特有の要求性能がある。これから一層EV車にあったタイヤの開発が必要になる。そして、その開発で生まれた技術が普通のタイヤにも活かされていく」と山本社長は強調する。

モビリティ革命を聴く、調べる、参加する

無料プランでも有料会員限定記事を月10本まで閲覧可能。
ニュースレターもお届けします。

  • 有料会員限定記事が読み放題。
    有料セミナーも3~5割引き
    で受講いただけます。

    初月
    無料

    スタンダードプラン

    980円/月
  • セミナーやEVリスキリング講座、調査レポート、記事などすべての有料コンテンツを定額でご利用いただけます。

    プレミアムプラン

    9,000円/月
  • すべての有料コンテンツを定額でご利用いただけるほか、請求書払いなど法人プラン限定の機能・特典もございます。

    法人プラン

    2アカウント~
    264,000円/年
《山田清志》

特集

レスポンス
ユーザー登録
ログイン
こんにちは、ゲストさん
Avatar
メディアメンバーシステム