日経平均株価は前日比669円61銭安の2万6568円と大幅続落。19日までの3日間で900円超下げたとあって、自律反発狙いの買いが先行。しかし、先行きに対する不透明感は拭えず、上値は限定的だった。
そこに正午ころ、日銀の金融緩和政策修正が伝わり、外国為替市場で円相場が1ドル=133円台前半に急騰。株式市場の動きは一変し、輸出関連株を中心に売り込まれる展開となった。
19日のニューヨークダウは162ドル安の3万2757ドルと4日続落。利上げが景気を悪化させるとの警戒感から、ハイテク株を中心に売られた。
自動車株は軒並み安。金融緩和の継続→為替円安という好業績を支える前提条件が消失したことで、個別の材料は無視される展開となった。