BMW X7 改良新型発売、フロントフェイス刷新…完全自動駐車など最新機能搭載

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ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、最上級SUV『X7』改良新型を日本市場に導入、11月15日より販売を開始した。納車は12月以降を予定している。

BMW X7は高級感溢れる威風堂々としたデザインと、ラグジュアリーモデルに相応しい乗り心地、最大7人乗りを可能とする高い実用性を備えたフルサイズSUV。改良新型は、7月より販売を開始した『7シリーズ』新型同様、大型キドニーグリル、上下2分割デザインのヘッドライト、夜間に光るキドニーグリルなど、フロントフェイスを一新している。

価格はxDrive40dエクセレンスが1339万円、xDrive40d Mスポーツが1386万円、M60i xDriveが1698万円。先代モデル同様、6名乗車仕様、7名乗車仕様が選択できる。

◆光る大型キドニーグリルでフロントフェイス刷新

フロントデザインでは、ヘッドライトは上下2分割のツインサーキュラー&ダブルライトを採用。上部にはターンインジケーターを含むLEDデイタイムランニングライト、下部にはコーナリングライト機能も併せ持つLEDヘッドライトとしている。キドニーグリルは、存在感と力強さを主張する大型デザインに進化。さらにクロームの縁取りが暗闇で光る「アイコニックグロー」とすることで高級感あふれるフロントフェイスとしている。また、23インチのアロイホィールを新たにオプション設定。スポーティ感を高めている。

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インテリアでは、12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させた「カーブドディスプレイ」を採用。優れた視認性と高い操作性を実現している。ナビゲーションシステムで目的地をセットした場合、コントロールディスプレイには、AR機能により、前方のリアルタイムでの映像が映し出し、進行方向を表示する矢印を表示する。

また、シフトレバーを廃し、iDriveコントローラー回りをすっきりとさせることで、広くモダンな運転席まわりを演出。なお、シフトレバーの廃止に伴い、パドルシフトを全モデルに標準装備とした。

◆Mパフォーマンスモデルはシステム最高出力530ps

xDrive40dは、最高出力340ps/最大トルク700Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンと8速AT、4輪駆動システムxDriveの組み合わせ。さらに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載し、システムトータルで最高出力352ps、最大トルク720Nmを発揮する。

MパフォーマンスモデルのM60i xDriveは、パワーユニットが4.4リットルV型8気筒ターボガソリンエンジンとなり、48Vマイルドハイブリッドシステムと合わせた最高出力は530ps、最大トルクは750Nmを発揮する。

足回りでは、オートマチックセルフレベリングコントロール付きアダプティブ2アクスルエアサスペンションと電子制御ダンパー付きアダプティブサスペンションを標準装備する。サスペンションへのエア供給をホィールごとに調整し、不均衡な積載状態を補正。あらゆる速度域で最適な車高を提供し、快適で安全なハンドリングを実現している。

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さらに快適なハンドリングを実現する「インテグレイテッドアクティブステアリング」、アンチロールスタビライザーの最適化で俊敏性とハンドリング精度を向上させる「エグゼクティブドライブプロ」、直進走行時の快適性向上に寄与する「アクティブロールスタビライザー」など、最新テクノロジーを標準装備。新しい次元の走行快適性と長距離ドライブの快適性を実現している。

◆完全自動駐車など最新機能を搭載

X7改良新型は、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載。一定の条件下にて、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。また、高性能3眼カメラ&レーダーや高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムを標準装備。アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)や衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などを標準装備する。

また、パーキングアシスタントは、直前に前進したルートをバックで正確に戻ることができるリバースアシスト機能を採用する。加えて、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ操作が一切不要な「パーキングサポートプロフェッショナル」を標準装備。自宅駐車場、勤務先駐車場を車両に登録しておくことで、駐車スペースが近づくと、車両が自動で検知し、検知後は、完全自動駐車が可能となる。

コネクティビティでは、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能。Apple CarPlayやSpotifyへの対応、BMWコネクテッドドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなど、利便性を高めている。対応のスマートフォンやスマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能。さらに車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動もできる。

《纐纈敏也@DAYS》

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